腹式呼吸は難しくない
この腹式呼吸を使って呼吸をする事で、心身のバランスが取れていくのだとしたら素晴らしい健康法だと思いますので、ぜひ腹式呼吸を日常的に行って健康生活をしていきましょう。
腹式呼吸とは横隔膜を上下させて行う呼吸法になります。「横隔膜を上下させる」と言うと、何だか難しくて特別な呼吸法と感じる方も多いと思います。「腹式呼吸ってやり方が難しくて出来ないかも」なんて思ってはいないでしょうか。
しかし、腹式呼吸はなんら特別な呼吸法ではありません。特別な訓練をしないと出来ない呼吸法ではないのです。まぁ、音楽をやっている方、楽器を演奏する方が行う腹式呼吸ではちょっとした練習が必要になってきますが、私達が行おうとしている腹式呼吸は普段私達が行っている呼吸なのです。
「腹式呼吸をいつ私達はやっているのだろう」と思う方もいるでしょう。私達が普段腹式呼吸をするタイミングとしては「睡眠時」が挙げられます。
何故睡眠時に腹式呼吸をしているか考える前に、腹式呼吸とはどんな呼吸の仕方なのかちょっと考えてみましょう。
先ずは床やマットの上に仰向けになってみましょう。そして両手をお腹の上に置いてみましょう。
その状態でゆっくりと深い深呼吸をしてみてください。イメージとしては寝息を立てる様な感じと考えてもらうと良いでしょう。
そしてちょっと考えてみて下さい。息を吸う時に肩が上がらないでお腹だけが膨らんでいるのが分かると思います。これが腹式呼吸と言う事なのです。ね、難しい事では無いと言う事が分かっていただけると思います。
腹式呼吸が分からなくなったら、先ずは仰向けになって確認をして、それから徐々に座って行ったり立って行ったりしていくのが良いと思います。